過去ログ - 清村くんと杉小路くんとアイドルと
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339: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:23:22.52 ID:up4q12Iyo
そして、辺りを見渡しながら歩いているとその存在に気が付いてしまった。

「あいつは……!」
忘れもしないその姿。あの頃と何も変わっていない銀髪にピアスの男。
そいつが見知らぬ子供とサッカーをして遊んでいた。
以下略



340: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:24:07.87 ID:up4q12Iyo
「あ、ヤマチャン!急に走ったりしたら……!」

「はうっ!?」
みくの忠告も虚しく、最近ずっと運動不足だった俺はちょっと走っただけで足を挫いてしまった。
バランスを崩した俺は、転がるように奴らの間に割って入った。
以下略



341: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:24:56.72 ID:up4q12Iyo
「ちょっと、ヤマチャン大丈夫!?」

「大丈夫……じゃねーけど大丈夫だ」
俺は挫いた足を庇いながら起き上がり、痛みに耐える。

以下略



342: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:25:52.50 ID:up4q12Iyo
「いや、それほぼ俺関係ないじゃねーか……ってか思い出した。お前ヤマか」

「ようやく思い出しやがったか……」

「ああ、あの時俺に抱きついてきた奴だろ」
以下略



343: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:26:42.41 ID:up4q12Iyo
「どうでもいいが、今更俺に何の用だよ」

「ここで会ったのがテメェの運の尽きだ!ぶっ殺してやる……!」

「なんだよ、やんのか?」
以下略



344: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:27:41.39 ID:up4q12Iyo
「さっきから気になってたが、その子供はお前の弟か何かか?」

「晴のことか?」

「弟じゃねーよ。そもそも男でもねーよ」
以下略



345: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:28:31.13 ID:up4q12Iyo
「こいつはオレのプロデューサーだよ」

「そうだ。遊んでるのはこいつに付き合ってやってるだけでそれ以上でもそれ以下でもねぇ」

「なんだ、テメェもそうだったのか……」
以下略



346: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:29:12.84 ID:up4q12Iyo
「清村、俺と俺のアイドルとLIVEバトルで勝負しろ!」

「LIVEバトルだと!?」

「ああ。テメェもプロデューサーならルールくらい知ってるだろ?」
以下略



347: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:30:59.32 ID:up4q12Iyo
「勝負は一週間後、負けた方は勝った方に従う。みく、お前もいいだろ?」

「みくは別に構わないにゃ。ヤマチャンに任せるよ」

「待て、勝手に話進めんなよ」
以下略



348: ◆6frnuselJis0[saga]
2014/06/01(日) 00:32:04.92 ID:up4q12Iyo
「わかった。その勝負乗ってやる」

「決まりだな。わかってるとは思うが、ルール通り正々堂々と勝負だ」

「ああ。よし、帰って試合に向けて特訓するぞ!」
以下略



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