過去ログ - 漫(洋榎先輩の唐揚げにレモン掛けとこ)プシャァァァッ
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/25(水) 23:27:17.28 ID:FBpqMPH5o
グサッ……


由子「 う゛っ …… ! 」


恭子「っ!?」

漫  「なっ!」

絹恵「あっ!」

郁乃「なん……やと……?」


洋榎「すまん……由子……」

由子「んぐっ……」


胸に刃を深々と突き刺した後、洋榎はグッとそれを大きく動かした。
それによって気管が損傷を受けたのか、由子の口から一筋の血が流れ出す。
悲鳴を上げる間も無く、彼女は眠る様に静かにゆっくりと瞳を閉じた。

次の瞬間、洋榎は黒服によって地面に組み伏せられた。
うつ伏せ状態にさせられ、後ろ手に両手を掴まれている。


郁乃 「くそ、抜かったわ! 黒服、真瀬ちゃんの容態は!?」

黒服2「心拍停止、脈拍ゼロ。呼吸音無し。睫毛反射・対光反射共に消失」

黒服3「真瀬様の死亡を確認しました。傷口の形状から見て、恐らく即死でしょう」

黒服 (心臓を一突きか……。やられた……完全に……)


郁乃「おのれ洋榎ぇぇぇぇっっっっ!!!」

郁乃「これがお前の言う最高のショーか! ふざけるんも大概にせぇやゴラァッ!」


ご機嫌だった郁乃の様子が急変し、怒気に満ちた形相で洋榎を睨み付ける。
そんな郁乃をまるで嘲笑うかの様に、洋榎は口元に薄っすらと笑みを浮べた。


郁乃「黒服っ! これは私らに対する明らかな反逆行為やろ!」

郁乃「こいつの所為で真瀬由子は死んだ! 処刑による苦しみを受けずにや!」

郁乃「許されざる暴挙! よって、愛宕洋榎に厳しい制裁を加える事を所望する!」


黒服「これは明確なルール違反です。よって、赤阪様の要求を承認致します」

黒服「洋榎様、貴女には肉体的苦痛を以って、その罪を償って頂きますよ……?」

郁乃「泣いて謝っても絶対に赦さへんからな! 覚悟せぇよ洋榎ッ!」


洋榎「罪やと? 笑かすなボケがっ! お前らの様な腐れ外道に言えた台詞か!」

洋榎「仮にそれがうちにあるとすれば、それはお前らやなく由子に対する罪……」

洋榎「贖罪を求める権利があるんは、うちがこの手で殺めたあいつだけや!」

洋榎「お前らの様なゴミクズ風情に謝罪する気なんぞ更々無いわ!」

洋榎「拷問でも何でもすればええ。けど、暴力でうちの心を支配できると思うな!」


郁乃(ぎぎぎっ……! こいつ、私が一番嫌いなタイプの性格しとるわ……)

郁乃(真っ直ぐで純粋でへこたれん、芯の通った勇者気質≠ネ奴……!)

郁乃(ここで痛め付けても、真瀬に対する詫びやゆうてその償い気取りそうやし……)

郁乃(だが図に乗んなや……。私やて、お前の弱点くらい把握してるんやで……?)

郁乃「なぁ黒服、この罪の償いは絹恵ちゃんにして貰おうや……」ニタァ......


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