過去ログ - 漫(洋榎先輩の唐揚げにレモン掛けとこ)プシャァァァッ
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36:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/03(金) 01:15:27.80 ID:qUQ6FbaBo
黒服「先程行われた上重様の宣言により、洋榎様が2人目の生贄に確定致しました」

黒服「その事によって、末原様と絹恵様の生存もまた同時に約束されたのです……」


郁乃「んなこたぁ、お前に言われんでも分かっとる! だからなんやねん!」


黒服「生き残りが確定した者に対しては、如何なる苦痛も与えてはならない=v

黒服「よって絹恵様に対し直接的な方法≠ナ苦痛を与える行為は認められません」


郁乃「はぁっ!? これは正当性が認められた、洋榎に対する制裁の一環やろ!」


洋榎を指差しながら、郁乃は怒り狂った様子で吠え立てる。


郁乃「処刑のルールを破った洋榎に全ての非があるんは瞭然たる事実やないか!」

郁乃「生き残りが決まったゆうて、その罪を不問に付すやと!? ざけんなやッ!」

郁乃「例え神がそれを認めようとも、私はそんなん絶対に許しはせんでッ!」


黒服「それは違います赤阪様。今回の件で洋榎様の罪が消えた訳ではございません」

郁乃「同義やろ! 絹恵ちゃん嬲らな洋榎の奴に十分な苦痛を与える事は出来ん!」

黒服「処刑による肉体的苦痛は、万人に平等な痛みと苦しみを齎します」

黒服「それは洋榎様とて例外ではないと思いますが……?」

郁乃「ぐぐぐっ……!」


郁乃(ちっ、こいつ全く分かっとらん……。これやから感情を持たん機械は……)

郁乃(生意気な洋榎の心を圧し折り屈服させるには、妹を甚振るしか無いんや……)

郁乃(けどこのままやと、奴の思惑通りに逃げ切られてまうやないか! くそっ!)


洋榎「ふふっ……」


取り乱す郁乃の姿を見て、洋榎の口から笑みが零れる。


洋榎「勝負あったな代行……。お前の完全なる敗北や……」

郁乃「なにぃっ!?」

洋榎「唯一うちの弱点である絹に手ぇ出す事が出来へんのやからな……」

洋榎「これでお前に頭を下げ泣いて赦しを乞う理由も無くなった……」

洋榎「残念やったなぁ。そうゆう惨めに屈従した姿が何より見たかったんやろ?」

洋榎「まぁそれはさておき、新世界で絹の事よろしく頼むな、代行……」ニヤッ

郁乃「っっっっっっっ!」ビキビキビキッ

郁乃(こいつぅぅぅ……調子に乗りおってぇぇぇぇッッッ……!)


郁乃「ぐぎぎぎっ……舐めた口利きよるやないか洋榎ぇ……」

郁乃「この私が……お前の妹に対して何も出来んやとォ……?」

郁乃「だったら今、その幻想をぶち殺してお前に絶望の闇を味わわせたるわッ!」


郁乃は錐を握り締め、口元に不気味な笑みを浮かべながら絹恵を見た。


郁乃「ほんなら絹恵ちゃん、一緒に遊ぼうか。ゆうても楽しむんは私だけやけど……」

郁乃「これから痛くて辛い思いするんは、全て君のお姉ちゃんの所為やからな……?」


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