過去ログ - 漫(洋榎先輩の唐揚げにレモン掛けとこ)プシャァァァッ
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43:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/08(水) 03:48:28.92 ID:lRanf9Rzo
黒服「お待たせしました……」


数分と経たぬ内に、黒服は手にアタッシュケースを持って戻って来た。
その鞄の中に洋榎を処刑する為の道具が入っているのだろうが、
由子の時に用意された物と比べると、その量は余りにも少な過ぎる。


恭子(どういう事や……? 処刑道具はホンマにそれだけなんか……!?)

漫  (代行は一番苦しい処刑にしろゆうてた筈やけど……)

絹恵(あの鞄の中には一体何が入って……?)


郁乃「なんやちっこい鞄やなぁ……。その中に処刑道具が?」

黒服「イエス」

郁乃「私は贄となる者に最大の苦しみを与えられる処刑を求めてるんやぞ?」

郁乃「そんなんでホンマに大丈夫かいな……」


訝しんでいる郁乃を気にする様子も無く、黒服は淡々と処刑の準備を開始する。
アタッシュケースを開くと、そこには手錠と複数のベルトやバネ≠ェ入っていた。

まず鞄から手錠を取り出し、洋榎をその場に立たせ後ろ手にそれを掛ける。

続いてベルトとバネを洋榎の身体に取り付け始めた。
その2つは互いに連結させられる構造になっており、
様々な部位をベルトで縛り、それをバネで繋いでゆく。

バネの力は非常に弱く、伸び切った状態で洋榎の身体に取り付けられていた。
ベルトには小さな機器が付いており、青いランプがチカチカと点滅している。


郁乃「ぷぷっ、なんやそれ! 全身大リーグボール養成ギプス¥態やないか!」


バネを付けられた洋榎の姿を見て郁乃は笑い声を上げた。
機嫌を直したのか、先程までの陰鬱感は消え去っている。

後ろ手に手錠を嵌められたまま、洋榎はその場で正座する事を強制させられた。
俯き加減に歯を食い縛っているその姿は、罪人が裁きを待つ様を彷彿とさせる。

最後に黒服は洋榎の胸部と両太腿を縛っているベルトを2本のバネで繋いだ。


郁乃「イヒヒッ……ええなぁこれ……凄くええでぇ〜……」

郁乃「まさに処刑直前の罪人(つみびと)≠チて感じやね」

郁乃「なぁ、洋榎ちゃん……。君、今どんな気持ちぃ〜?」

洋榎「…………」キッ


洋榎は顔を上げ、思い切り郁乃を睨み付けた。
何をされようと、お前になど決して屈しない。
そんな決意を秘めた凛々しく猛々しい面構え。


郁乃「あぁ……その顔……その表情……涙に歪ませたいなぁ……」

郁乃「恐怖に怯え泣き喚きながら命を懇願する洋榎ちゃんの姿……」

郁乃「想像するだけで……もう堪らんわぁ……」


洋榎「……っ!」ゾクッ......


どす黒い悪意に満ち溢れている郁乃の微笑み。
まさに悪≠ニいう言葉を体現しているかの様だ。


郁乃「準備も終わったようやし、さっさと始めようや黒服!」

黒服「それではこれより、洋榎様に対し処刑掃≠開始致します……」


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