過去ログ - 漫(洋榎先輩の唐揚げにレモン掛けとこ)プシャァァァッ
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54:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/17(金) 20:27:53.93 ID:UZI+nSVmo
郁乃の予想通り、黒服は横壁の扉から洋榎を箱の中に入れ、
彼女の手足をその枷に繋いで身動きが取れぬ様に固定した。


郁乃「そのガラガラ、手動で回すん?」

黒服「いえ、リモコンのボタン1つで箱の回転は自動的に行われますよ」

郁乃「んじゃ、そこに付いとるハンドルっぽいのは一体何やの?」

黒服「あれは補助的に箱の回転を加速させる為の装置でございます」

郁乃「……?」


黒服「さて、全ての準備は完了致しました……」

黒服「これより、処刑輪≠ノついての説明をさせて頂きます」

黒服「まず始めに、皆様これをご覧ください……」


黒服がリモコンを操作すると、箱の不透明な面に無数の穴が開き、
その中から、長さ数センチ程ある金属製の突起≠ェ姿を現した。
先端は針の様に鋭く尖っており、突き刺さればかなり痛そうだ。

洋榎の身体が固定されている場所を除き、一定の間隔で点在する不気味な突起。
その存在を皆に確認させると、黒服は回転式抽選器に似たその箱を回し始めた。


黒服「現在、洋榎様の身体は完全に固定された状態にあり……」

黒服「出現した無数の突起にぶつかって傷付く事も無いでしょう……」


箱の回転速度は徐々に増してゆき、振動と轟音が辺りに響く。
次の瞬間、洋榎の身体を固定していた両手両足の枷が外れた。


恭子「あっ! 枷が外れてもうた! このままやと針の上に落ちて……っ!!」

黒服「心配には及びませんよ。今は♂盗S力が重力を上回っていますからね」

黒服「この速度で箱が回転し続けていれば、枷が無くとも洋榎様は落下しません」

郁乃「せやけど、落としてくんやろ……? 回転速度……」ニヤァ......


郁乃の言葉に黒服は無言で頷く。


恭子「そ、そんな……。そないな事したら、洋榎は落下して体に針が……!」

郁乃「クックックッ……。そうゆう趣向の処刑法なんやろ、これは……」


黒服「本来ならば、息絶えるまで箱の中の針地獄に苦しむ処刑なのですが……」

黒服「今回は死なない程度に抑える為、突起のサイズを修正させて頂きました」

黒服「最後に、処刑法輪≠ノよる拷問は、これより5分間とさせて頂きます」


5:00


モニター画面に残り時間らしき物が表示される。


黒服「その間、箱の回転速度はゆっくりと低下していきますが……」

黒服「あのハンドルを高速で回せば、今の回転速度を維持する事も可能です」

黒服「上手く行けば、洋榎様は一度も針の上に落下せずに済むでしょう……」

恭子「っ!!」

黒服「尤も、5分間あれを手動で回し続けるには、相当の体力が必要ですがね」

黒服「では、洋榎様に対する2つ目の拷問、輪≠開始させて頂きます……」


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