過去ログ - 漫(洋榎先輩の唐揚げにレモン掛けとこ)プシャァァァッ
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[saga]
2013/12/22(日) 18:35:54.11 ID:a9bUlmQbo
洋榎「……どや? もう痛くないやろ?」
絹恵「う、うん……」
漫 「はい……」
由子「私の……私の……」
絹恵と漫は申し訳無さそうな顔で由子の様子を横目で窺う。
由子は虚脱した目をしてブツブツと小声で何かを呟いていた。
洋榎「ちと使い過ぎてもうたか……?」
適量が分からず、かなり多めに塗った所為か、
チューブの中身は既に半分程が無くなっている。
黒服「そうですね……。それほど塗らずとも、十分な効果は得られた筈です」
洋榎「……なら塗ってる時にそう言ってくれや」
黒服「申し訳ございません……。予想外の行動に驚いてしまいまして……」
洋榎(驚く……か……。機械の癖にそういう感情はあるんやな……)
洋榎「なぁ黒服……。1つお願いがあるんやけど……」
黒服「お願い……ですか……?」
洋榎「この処刑のステップ1……飛ばさせて貰えんやろか……?」
黒服「……その理由をお聞かせ願えますか?」
洋榎「今、由子は身体の自由を奪われとるけど……」
洋榎「その状態でも、指や口は動かす事が出来る……」
洋榎「歯を抜く時に口を閉じられたり、右手の指を切る時に手を閉じられたり……」
洋榎「そういった抵抗をされたら、手間が掛かって難儀やないか……」
洋榎「うちの右手……今こんなやしな……」
洋榎は表面が黒く炭化した右手の平を黒服に見せた。
黒服「…………」
黒服は洋榎の左手に握られている青いチューブを凝視している。
郁乃「ふんふむ、なるほどなるほど、まぁええんとちゃうか?」
郁乃「さっきの指切りと大差無い部分やしな。ステップ1なんぞ、所詮は余興よ」
郁乃「時間節約にもなるし、それ位は許してやっても構へんやろ。なっ、黒服?」
黒服「……そうですね。では、洋榎様のその提案を受け入れましょう……」
ステップ1部分の文字が暗くなり、ステップ2部分の文字が明るくなった。
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STEP-2(切り落とし・削ぎ落とし)
鼻 右耳 左耳 上唇 下唇 右頬 左頬
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洋榎「感謝するで黒服、それに代行……」
郁乃「ええってええって。その代わり、最高の解体ショー≠見せてくれな?」
洋榎「あぁ……勿論そのつもりや……」ゴゴゴゴゴッ......
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