過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-4
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634: ◆G2e7.dr63M[saga]
2013/12/31(火) 00:25:20.80 ID:mCg+0geh0
狛枝のコテージ


ウサミ「二人とも、そこへお座りくだちゃい」

ウサミ「正座でちゅよ」

狛枝「……」

罪木「……」


一体改まって何事だろうか、と蜜柑と顔を合わせた後、ウサミの前に並んで正座した。

それからウサミの顔がキッときつくなったかと思ったら、持ってるステッキで突然頭を軽く叩かれたのだった。


狛枝「いてっ」

罪木「きゃっ!?」

狛枝「……何するんだよ、ウサミ」

ウサミ「そういうあなたたちこそ、今日は何をしていたんでちゅか!」

狛枝「えっ」

罪木「!」

ウサミ「……」

狛枝「……」

罪木「……」

狛枝(そういえばさっき、ボクのコテージは朝には完成してたって言ってたっけ)

狛枝(という事は……)

狛枝「もしかしてウサミは今日、朝からボクたちの事を監視カメラでずっと覗き見してた、って事?」

狛枝「随分趣味が悪くない?」

狛枝「そうやって怒るくらいなら止めにくればいいのに、ボクたちがしてた事を解ってて一部始終ただ観察してたワケだ。ふーん……」

ウサミ「あ、あちしだって出来ればそうしたかったんでちゅよ!」

ウサミ「でもネズミに邪魔されて近づけなかったり、色々とあって……シクシク」

罪木「な、凪斗さんは悪くありませぇん!」

狛枝「!」

罪木「凪斗さんは私のワガママに付き合ってくれただけで……だから……!」

罪木「わ、私が全部悪いんですぅ! ごめんなさぁい……ゆ、許してくださぁい……」

狛枝「それは違うよ」

狛枝「ボクはボクの意思で蜜柑とそうする事を選んだんだ」

狛枝「その気になれば、蜜柑を諭す事だって出来たかもしれない。でも、ボクは敢えてそれをしなかった」

狛枝「蜜柑がそういう行動をとった理由だってそもそもボクに原因があるんだし……だからこれは全部ボクの責任だよ」

狛枝「蜜柑が悪いワケじゃない」

罪木「凪斗さん……」

ウサミ「……」


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