過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:42:10.07 ID:HqZl913Bo
「応ともさっ。全然哀しくなんかないからな、うん」

「というか、約束ってなんかしてたっけ?」

「ええ、約束…… と言うと少し違いますが」

「この街には、殿方にクリスマスプレゼントを贈りたいというサンタクロースがいる」

「そのお話が本当である事を分かってもらう為に、お邪魔した次第ですの」

「……おおっ、それの事か」

少女の説明を聞いて合点がいったのか、少年は少し驚いた様に声を発した

「いや、白井が、あんな確信めいた台詞を言うから、結構気になってたんだよ。あの話」

「……でも、まさか」

そこで少年は、声を潜め、おっかなびっくり、そして、ちょっぴり恥ずかしげに

「白井なのか? そのサンタって」

と、言葉を続ける

これまでの話の筋から察するに、目の前の少女がサンタクロース役を演じるてくれる
そう考えれるのが自然なのだろうが、臆面もなくそれを口にする事は、少年には出来ないらしい


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