過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
1- 20
125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:49:04.11 ID:HqZl913Bo
当然、そうなると、真正面には少女の顔が有って、何時もとは違う距離と角度から見る少女の顔に
少年はドギマギしつつも、目が離せなくなり、しかし、少女が少年のそんな心情に気づけるはずも無く

その距離と角度のまま話を続け

「マフラーは、お茶をご馳走になったお礼ですの」

だが、その距離は段々と縮まっていき、同時に、少女の顔も赤く染まっていき

「もう一つは、いつも誰かの為に駆けずり回るお人好しの殿方に、感謝と労い、それと…… 」

「……"コウイ"を籠めて」

その言葉を最後に

少女の唇と、少年の頬との距離はゼロになる

そして、少女は

「メリークリスマス、当麻さん」

その言葉を囁いて、音も無く、消え去った


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
136Res/99.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice