過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:28:02.16 ID:HqZl913Bo
「お待致しましたわ」

街行く量産型バカップルを眺め、なんだかアンニュイな気分に陥っていた少年の背中に声が掛かった
少年は振り向き声の発信者を認める

やはり発信者は白井黒子、その人であった

「結構早かったな」

そして少年もそんな言葉で迎え入れる

「流石にこの寒空の中、長らくお待たせするわけには参りませんもの」

「おぉ…… 白井がそんなしおらしい発言をするとは……!」

「私の個人的な用件でお待たせしてる以上、相応の対応は致しますわ…… 例え非ヒト科の生物であっても」

「聞こえてんぞ最後の」

「あら、嫌ですわ。私ったらつい本音が……」

「いや、そこは何か巧い言い訳考えろよ」

「まぁ、貴方がお猿さんか人間かの論争はさて置き」

バッサリとそう切り捨てた少女はスタスタと近くにあった自販機にまで歩き

「どれにしますの? 缶飲料で恐縮ですが、ご馳走致しますわ」

と、問い掛ける


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