過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:16:44.74 ID:HqZl913Bo
「はぁ…… 不幸…… ですの」

風紀委員である事を示す腕章を腕に誂え、少女は街行く人を横目にそう小さく零した

今日はとある聖人の誕生日、時刻は夕刻、ともすると、一年で最も活気付き
そして最も浮わっ付いた時間帯、なのかもしれない
そんな時刻に少女は一人街を歩く、否、歩かねばならないわけが在った

「仕事とはいえ…… この日この時に警邏なんて…… 最悪ですの……」

そう、街行く人間が増えれば自ずと事件・事故の発生率も増え、警備委員・風紀委員の仕事は増加する
そして少女は風紀委員、しかもその中でも指折りの実力者、となれば当然今日もお仕事である

それは勿論少女とて理解しているが、そこはやはり遊びたい盛りのお年頃
幸せ一杯のバカップルを横目に全くの平静を保てる程、枯れてもなければ大人でもない

どうしたって愚痴の一つも言いたくなるだろう


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