過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
1- 20
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:46:06.95 ID:HqZl913Bo
「なかなか趣きの有るお店ですのね」

案内された席に着き、そう少女はぽつりと零す

外観に違わず、シックなアンティーク調に纏められた内装
その造りの良さは、世界でも指折りのお嬢様学校在籍者をして感嘆の声を漏らした点からも覗えるだろう

「確かに…… あんま、こういうお店に縁が無い上条さんでもそんな感じするし」

少年もまた、同意し

「なんだっけ…… バロックとかゴシックとか言うんだっけ? こういうのって」

何処かで聞いた単語を脳の隅っこから引っ張り出す

「……恐らく、チューダーやアールヌーヴォーと呼ばれる物を意識されたのだと思いますわ
きらびやかな装飾ではなく、気品と清楚さを感じさせるこの装飾、そして曲線を重用したデザインからするに」

「お~、伊達にお嬢様はやってないって感じだな」

「……当てずっぽうですの、本気にしないで下さいまし」

「っておい、なんじゃそりゃ」

「流石に、建築様式や装飾様式までは習いませんもの
ただ、私の拙い知識の中からそれらしい推論を口に出しただけで」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
136Res/99.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice