過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/12/22(日) 19:47:57.14 ID:HqZl913Bo
その言葉と共に、メイドは笑みを少女に、そして少年に向けた
少女には義が、少年には熱が感じられる眼差しで
無論、それは本当に些細な違い
普通なら、誰も気付きはしないだろう
この少女を除いては
はぁ…… この方も、なんですのね……
と、少女は心の中で愚痴を零す
そう、この少女は気付いたのだ
メイドの眼差しが、自身と少年とで違う事に、そしてその眼差しが持つ意味を
何故なら、少女にとって、最早この眼差しは見慣れた物となっているからである
少女が敬愛する"お姉様"を筆頭に、少年の学友と思わしき女学生に
修道服を纏った女の子、更には胸が大きい大人の女性等々
少年と接していれば、熱っぽい眼差しなど、珍しくも無くなるという物だ
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