過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:52:48.80 ID:HqZl913Bo
「ふぅ……」

崩れ落ちてから1分少々、少年が再起を果たした

「お早いお戻りで」

少年を一瞥し、ティーカップを片手に少女が優雅に声を掛ける

「うい、上条さんの人生は、タフでなければ生きていけない物なんで」

「……」

冗談めかしの少年の言葉、だが少女には単なる冗談として片付ける事は出来なかった

タフでなければ生きていけない、そして、優しくなければ生きている資格が無い

とある小説の有名な台詞を想い返す

硬茹でとは程遠い人間では在るが、その台詞は少年にピッタリと当て嵌まる、と少女には思えた
長い付き合いでは無いが、それでも少年の日常がどれ程タフで、それなのに少年がどれ程優しい人間か
少なからず、少女も理解しているのだから


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