過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:56:43.35 ID:HqZl913Bo
少年のその言葉を最後に、少しの間が空き無言が二人を包む

らしくない空気に、少女は少し不安になる
それでも、少女が口を開く事は無い

少年の向けるその表情は、少女にも見た事の無い物で
きっと、少年の言おうとする事は、今まで誰にも語った事の無い事だと
少女は強く感じたから

だから、少女は口を挟む事なく、真摯に、少年が口を開くのを待っていた
自分の想いが、少年へと届きますようにと

「……けどさ、それって本当に善行だったのかなって、思うんだよ。俺は
もしかしたら、事の発端は俺の所為だったんじゃないのかってさ」

「……」

一瞬、少女には少年の言っている事の意味が分からなかった

だが、次の瞬間には


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