過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:58:44.76 ID:HqZl913Bo
「……ですから、殿方は変な事を考えないで下さいまし」

「困ってる人が居たから助けた…… それだけで良いじゃありませんの……!
理由なんて、考えなくったって」

「もし、殿方が、今までそんな事を考えて生きていたとしたら……!」

「黒子は…… 黒子は……!」

一旦は止まった涙が再び溢れて来て、少女は掌で目元を隠そうとする
だが、その前にハンカチが向けられ

「なんか…… 変な事言って、ごめんな」

その言葉と共に、少年は少女の目元を優しく拭う
その声に、その行為に、少女は想う
やはり、この方は、私の知っている殿方なんだ、と

「いいえ、分かって頂けたのなら、私からはもう何も言いませんわ」

そう言って少女はハンカチを受け取り目元を押さえる


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