過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/12/22(日) 20:02:48.20 ID:HqZl913Bo
「ですが、ここが学園都市だという事を忘れてはいけませんわ」
「……ん?」
「高度に発達した科学は、魔法と見分けがつかない」
「とある著名なSF作家の名言ですの。有名な文言ですので、殿方も見聞きした経験も在るのでは?」
「んー…… どっかの漫画でそんな台詞が在った気がする」
「でも、それが?」
「ここ学園都市では、何も無い処から火や電気を生み出す者、触らずに物を動かす者、風を操り空を飛ぶ者
光を操り姿を消す者、相手の心を意のままに動かす者、果ては私の様に、瞬時に空間を移動する者まで」
「事情を知らぬ者から見れば、お伽の世界を見ているも同然でしょう」
「……」
「……確かに、学園都市ってファンタジーな世界と変わんねぇなぁ、そう言われると」
「なら、サンタクロースの1人や2人居ても不思議ではないと、そう思いませんの?」
「……いやぁ、流石に、それはどうなんだろうな」
お伽の世界に近い人間は確かに居るが、お伽の世界の住人その物ズバリが居るとは、やはり思えず
少年は言葉を濁す
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