過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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[sage]
2013/12/22(日) 20:25:01.86 ID:HqZl913Bo
それでも……!
少女には言わなければならない事、やらなければなければならない事が在った
それはとても重要で、今日の少女にとっては、最も大切な事で
「はい、ただいま戻りましたわ。お姉様」
だから、少女は覚悟を決めて言葉を紡ぐ
「──ところで、唐突ですが、お姉様は、こんな事をご存知ですの?」
「んー…… なに?」
少女の突然の問い掛けに、その布団の塊は気怠そうな声を返し
「カトマンズは山の名前ではなく、都市の名前だと」
「ぶはっっっ??!!」
盛大に噴き出した
そして直ぐ様布団を跳ね飛ばし
「ななななんでっ?!」
御坂美琴は、そんな言葉にならならない叫びを上げて、驚愕の眼を少女に向ける
「何故、と言われましても、警らの最中に殿方とお会いして、その時に少しお話を」
「……なるほどね」
「ええ、それで、その後とあるパティスリーへ誘われて……」
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