22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/23(月) 22:43:58.84 ID:UxR6K1hvo
シナノが商品を選んでいる間、ぼくは雑誌のコーナーで立ち読みを始めた。
こういったけばけばしいものは読み慣れていないのだけれど、夜の雰囲気は人の行動を少しだけ変化させる。
買い物を終えたシナノがこちらにやってきて横から紙面を覗き込んだ。
「面白い?」
「多分」
「ふうん」
彼女も雑誌に手を伸ばす。
どうやら肌色比率の高い男性向け写真集だったようで、ページをめくる手が一瞬止まった。
「うわ」
シナノはしげしげとそれを眺めた後でこちらを向いた。
「コウもこういうの好き?」
「嫌いな男はいないと思うよ」
「そういうもん?」
「いやわかんないけど」
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