25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/25(水) 19:17:46.54 ID:g5QUex70o
相変わらず右手には川と土手があり、コンビニを離れると田んぼや畑が左手に広がった。
暗いのも相変わらず。
でも時計を見るといつの間にか八時をまわっていて、そうなるとなんとなく闇がさっきよりも濃くなっている気がしてくる。
「暗いね」
呟くとシナノは、
「いまさらすぎ」
と笑った。
「コウはどこに行くの?」
「それもいまさらだよね」
「そだね。で?」
それはぼくがさっきシナノに訊いてはぐらかされた質問なのだが、彼女は気にする様子もなくこちらをの顔を覗き込む。
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