47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/29(日) 18:54:15.50 ID:yF05ZdXHo
「ねえ」
口を開いたのはまたしてもシナノだった。
「なんか聞こえない?」
「なんかって?」ぼくは俯いていた顔を持ち上げる。「何さ?」
「わかんない」
「波の音っぽいな」
セミさんが少しだけ足を速めた。
暗くてよく分からなかったけれど、道の脇に看板があった。
立ち入り禁止と書いてあって、ぼくは足を止めたのだけれど、二人は気にせずどんどん進んでいったので、仕方なくそれに続いた。
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