5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/22(日) 22:14:37.45 ID:QCk4Nap1o
ぼくが玄関を出ると既に外は暗かった。
日没からもう二十分くらいはたっているしそうなるとあっという間に暗くなってしまうのが冬だ。
西の方の空には鈍い光に照らされる冬雲があり、風除室の引き戸の隙間からは甲高い音が響いている。
ニット帽と手袋の具合を確かめていると人感知式の玄関ライトが点灯した。
おかげで一応は明るくなったけれど、ぼくの周り一メートルから先の暗さはもっと増した気がする。
薄く積もった雪がライトを反射して、ほんのりと温かい色に光っていた。
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