過去ログ - ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ30
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763:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/29(水) 02:26:34.80 ID:MopORn7nO

ドーパント「ギャース!」

翔太郎「あ、あれはドーパント……!変身して戦わねぇと!」スチャッ

翔太郎「おいフィリップ!アレになるぞ!あのー……ダブル?ってヤツ!」

フィリップ「……」

翔太郎「ん?おい、フィリップ!」



フィリップ「翔太郎、何で僕は戦わなければいけないのかな?」

翔太郎「……はぁ!?」

フィリップ「僕がミュージアムに居所を知られるのはまずいんだ。僕がいなければ変身出来ないダブルになるなんて、わざわざ敵に居場所を知らせるようなものだよ」

翔太郎「こんな時に何言ってんだよ!目の前で怪物が暴れてるんだぞ!?」

フィリップ「百歩譲って、僕がミュージアムに見つかるのはまだいい。僕はミュージアムのガイアメモリ開発に不可欠な存在だから、すぐには殺されないだろう」

フィリップ「しかし翔太郎。君は僕が捕まったら、すぐに殺されるよ?向こうには君を生かしておく理由が皆無だ。僕は一応、自分の保身だけでなく君の身も案じた上で、ダブルとして戦うべきではないと言っているのだけど」

翔太郎「あーもう、なんだかごたごた言いやがって……もし今変身しないっていうなら、このドライバーを壊してもいいんだぞ」

フィリップ「……人力程度では無理だね。ドーパントの攻撃にだって耐えられるし、耐水性も完璧さ。君にはドライバーを破壊出来る手段は無い」

翔太郎「じゃあ、絶対にお前が見付けられないところに、見付けたとしても手の届かないような場所に、このドライバーを隠すってのは?」

フィリップ「……」

翔太郎「お前を守るのは、おやっさんから託された大事な依頼だ。けど……探偵である以上、この街の涙を拭わず見過ごす訳にはいかねぇ」

翔太郎「それにお前ばかりを責める訳じゃねぇが、あのガイアメモリはお前が開発したんだろ?それをほっとくことは、お前が思う以上に冷徹なことだぜ」

フィリップ「ふぅん……そういう人間の道徳観は、社会生活を営む上で必要な《共感する》という能力から生じるものであって、心の中に絶対的にあるものじゃないというのが、僕の支持してる説だけど……今は置いておこう」



フィリップ「君は僕を保護し、尚且つダブルドライバーを預けた人間だ。どうやら従わないワケにはいかないようだね」

翔太郎「あぁ、そういうこった。行くぜ?」


『サイクロン!』

『ジョーカー!』

「「変身!!」」



みたいな前日譚を書きたいです……。
まだ相棒とはお互い呼んでない頃。
もう誰かがやってるかな。



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