過去ログ - 高森藍子「メリークリスマス、、、。」
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◆.FkqD6/oh.
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2013/12/24(火) 01:28:13.51 ID:px2AbDFm0
ごたごたと電飾の括りつけられたツリーが、綺羅びやかに光を放つ。
地域活性のイベントの一環としてこの日のために立てられたクリスマスツリーの元。
以下略
3
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◆.FkqD6/oh.
[saga]
2013/12/24(火) 01:29:28.00 ID:px2AbDFm0
腕時計は夜の七時を指そうとしている。
ようやく、待ち合わせの時間だ。
以下略
4
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◆.FkqD6/oh.
[saga]
2013/12/24(火) 01:30:20.16 ID:px2AbDFm0
人混みの中から見覚えのあるふわふわとした髪型が見え隠れしていることに気付いて、少しだけ口元が緩む。
マフラーと伊達眼鏡で、ちゃんと変装も出来ている。
以下略
5
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◆.FkqD6/oh.
[saga]
2013/12/24(火) 01:31:34.93 ID:px2AbDFm0
お待たせしちゃいましたか、と聞かれて咄嗟に声が出る。
「いや、今来たところだよ」
以下略
6
:
◆.FkqD6/oh.
[saga]
2013/12/24(火) 01:32:10.55 ID:px2AbDFm0
風味堂 - メリークリスマス、、、。
youtu.be
以下略
7
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◆.FkqD6/oh.
[saga]
2013/12/24(火) 01:33:13.11 ID:px2AbDFm0
そういえば、どこに行くんですか。
「さあ、な」
以下略
8
:
◆.FkqD6/oh.
[saga]
2013/12/24(火) 01:35:10.08 ID:px2AbDFm0
「えへへ……誰かに見つかったら、問題でしょうか?」
そうだろうな。
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9
:
◆.FkqD6/oh.
[saga]
2013/12/24(火) 01:37:20.79 ID:px2AbDFm0
「これでよし、です」
長いマフラーを二人で半分こして、にっこりと微笑む。
以下略
10
:
◆.FkqD6/oh.
[saga]
2013/12/24(火) 01:38:45.78 ID:px2AbDFm0
しばらく、二人きりで彩られた街を歩く。
魔法のような白い雪が、目の前の世界を幻想的に彩る。
以下略
11
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◆.FkqD6/oh.
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2013/12/24(火) 01:39:29.76 ID:px2AbDFm0
「そうか」
そうです、と彼女は笑った。
以下略
12
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◆.FkqD6/oh.
[saga]
2013/12/24(火) 01:40:12.42 ID:px2AbDFm0
だから、と彼女は続ける。
「私、怖いんです」
以下略
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