過去ログ - 両儀 式「私より強いやつに会いに行く」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/24(火) 17:25:40.00 ID:8Z1jA2Pp0

式が走り出すと行く手には真っ先に白純里緒が現れた。

白純「久しぶりだな、式」ニヤ

式「…………」ブンッ

キンッと音がなり、二本のナイフが弾け合う。弾けたナイフはほぼ同時に振るわれ、また音を鳴らした後、鍔迫り合いの様になり、ギシギシ音を奏でる。

白純「少し冷たくないか両儀ぃ!?挨拶くらいしてくれよ」

式「……話すことなんて――――!?」

式は異変を感じとりすぐさま後退する。すると突如、白純の腕があらぬ方向にネジ曲がった。

白純「――はァ!?」

浅上「…………凶れ」

浅上藤乃の声が聞こえ、式は再び位置を変える。すると、今までいた位置の空間が僅かながら歪み、そこに死の線がはっきり見えた。

白純「浅上容赦なしかよ…。邪魔しやがって」

浅上「なんだかよくわからないけど、両儀さんをこの先には通しちゃいけない気がします」

式「はっ、私も買い被られたもんだ。でもなあ、タネの解った手品なんて――ッ!?」

浅上藤乃をすでに倒している式の油断が危機を産み出した。巫条霧絵の存在を忘れていたのだ。巫条霧絵は式の首を握り、持ち上げる。

式「ぐっ、んっふ…ぐぐ!?」

巫条『墜ちろ、墜ちろ、墜ちろ、墜ちろ!!』

霊体を掴める左手で腕をほどこうとするが中々離れない。その間にも、

浅上「凶れ!!」

式「ぐっ!!」ブン

浅上藤野の目を右手のナイフで無効化している。

白純「ハッ、終わりだぜ両儀!!」

式「!?」

そして、白純里緒が頭上からナイフを握り降ってくる。

式は、自分の死を、圧倒的に身近に感じた



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