過去ログ - マミ「テイマー魔法少女」テリアモン「デジモン☆マギカセイバーズ!」
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49: ◆QUeH7k7NG9t3[saga]
2014/01/23(木) 18:47:44.98 ID:iFgKbqcq0

まどか「…ねぇ、ほむらちゃん。わたしを置いてく為にわたしの家に来たんだよね?いいよ、わたし、ほむらちゃんの言う通りこのままここに残る」

テイルモン「ちょっ!まどか!?」

まどか「でも、かわりに一つ約束して」

ほむら「何…?」

まどか「もう、超究極体に進化しないで」

ほむら「!? な…何を言って……超究極体に進化しなければワルプルモンには!!」

テイルモン「わからないの?まどかはあなたに闇に染まって欲しくないのよ!!それも、自分の為にと言われて!そのまどかの気持ちを汲んであげなさいよ!!」

ほむら「…わかってる…わかってるわよ……」

テイルモン「わかってないわよ……あなた、このままだと……死ぬわよ?」

ほむら「構わない。そもそも私は……今までのまどかを……いえ、マミ、さやか、杏子達も見殺しにして、私だけが死から逃れてきたわ……彼女達の命を踏み台にして……」

まどか「でも、ほむらちゃんはそれを望んだわけじゃないし、もう誰も傷つけたくないって事だよね?優しいんだよほむらちゃんは」

ほむら「優しい?違うわ、優しいとはあなたの様な子の事を言うのよまどか…私なんて……」

まどか「そうじゃなきゃ、さっきだって赤いベルゼブモンを倒さずに逃すなんてできないよ」

ほむら「でも、私の罪が消えるわけじゃない……でも、今度は私の命で彼女達が生き残れるなら……」

まどか「罪滅ぼしになるっていうの……?自分が犠牲になれば……でも、それは違うよほむらちゃん!」

テイルモン「自己犠牲は……ただの逃避にすぎないわ」

ほむら「逃避……?」

まどか「あのね、ほむらちゃん……いつかの世界でほむらちゃんに…グリーフシードだっけ?それを渡して……わたしを助けてって約束させて、わたしが魔女にならない様に……」

ほむら「ええ…私自身の手であなたを手にかけた時間軸があったわ……」

まどか「ほむらちゃん…怒るかもしれないけど、怒らないで聞いてね……?そのわたし、凄くズルイなって思ったんだ……さやかちゃんを救えず、マミさんを殺して、ほむらちゃんにだけ重い荷物を背負わせて、自分だけ死んで逃げちゃうなんて……」

ほむら「どうしてそう思うの?卑怯なのは自分だけ死から逃れてる私じゃない……」

まどか「だってね、残されて…その悲しみを背負ったまま生きていく方が辛いじゃない……だから、だから……ほむらちゃんは…わたしにそんな辛い思いさせないでよ……逃げないで……ずっとわたしのそばに居てよ!何処にも行かないでよっ!!…うぅぅぅ……」

ほむら「…まどか、私はあなたにそう想ってもらえるだけで……十分幸せだったわ……」

まどか「何で…過去形……なのかな?」

ほむら「安心して、まどか。私だって“できれば”死ぬつもりはないわ……まどかの言う通り、私はこれからも生きたまま罪を背負って生きていこうとも思っている……」

まどか「できればって…それにわたし、ほむらちゃんに罪を背負って生きてけなんて言ったつもりじゃ……」

ほむら「でも、自分の命を賭けるというリスクを背負わなければ、ワルプルモンには勝てない。だから、超究極体に進化しないという約束はできないわ」

まどか「…! じゃ…じゃあ、わたしもここに残らないもん!!」

ほむら「いいの?あなたの家族がまた危険な目に遭うわよ?あなたの家族を守る者は、あなただけしかいないんじゃないの?」

まどか「そ、それは……!!」

詢子「あのさぁ、あんた達が何話してるかイマイチ把握できないけど……少なくても、親が自分の子に守ってもらうってカッコ悪い事には、もうならないみたいだよ?」

ほむら「え…?」


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