過去ログ - おじゃる丸×リーガルハイ(ss)
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7:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:05:23.74 ID:qqPC8ven0
・証人尋問
古美門「―――では、被告がおじゃる丸さんに《今日こそエンマ大王様の杓を返してもらう》と怒鳴っていたのを何度も聞いているのですね?」
小町「はい。小町、数えきれないくらい見たんだから!」
古美門「被告が三人で組み、おじゃる丸さんの背丈のおよそ三倍もの高さから威圧していた場面を何度も見たことがありますね?」
金ちゃん「はいですー!」
8:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:06:42.07 ID:qqPC8ven0
真知子「小町さん。あなたは、本当に被告が怒鳴っているのを聞いたのですか?」
小町「は、はい・・・」
真知子「怒鳴っていたのではなく、ただの掛け声の一部だったのでは?被告は、正確には戦隊モノのように、こう言っていたのでは?」
「《聞いて驚け見て笑え 我らエンマ大王様の一の子分 アオベエ キスケ アカネ 今日こそエンマ大王様の杓を返してもらうでごんすー》と。」
小町「え、えっと・・・小町わかんなくなっちゃった・・・」
9:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:07:37.79 ID:qqPC8ven0
真知子「これが原告の言う《威圧的な態度》です」プロジェクター
動画《『合体!』シャキンシャキンシャキン!ふらふらぐらぐら〜》
真知子「実際にやってもらったこの映像を見る限りでは、被告はおじゃる丸さんを怖がらせようとしているように見えませんよね?」
「あなたが目撃した態度は、これとどこか違っていましたか?」
金ちゃん「おんなじでしたよー。それに、子鬼君たちは全然怖くないですー。」
10:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:08:30.93 ID:qqPC8ven0
被告人尋問
真知子「怖がらせようとしたり暴力をふるったり、暴言を吐いたことは一度も無かったんですね?」
アオベエ「そうでごんす」
真知子「話し合いで解決して、平和的に杓を返してもらおうと考えていたのですね?」
アカネ「そうです」
11:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:09:16.27 ID:qqPC8ven0
古美門「・・・・・・」
真知子「(おかしい・・・横分けがおとなしすぎる)」いらいら
12:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:29:39.52 ID:qqPC8ven0
―そのころ、月光町のとある易者の前で―
冷徹斎「・・・・・・」
公(ハムスター)「・・・ギッギッ」からからからから
三木「なあ、このハムスターいくらだ」
冷徹斎「・・・北斗七星の公子は、売り物ではない」
13:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:32:54.88 ID:qqPC8ven0
本人尋問:おじゃる丸
古美門「その杓は、どうやって手に入れたのですか?」
おじゃる丸「自然にまろの手の中に飛び込んできたのでおじゃるー」
古美門「つまり、あなたが誰かから盗んだという訳ではないと?」
おじゃる丸「そうでおじゃるー。この杓は初めからまろの物。それを、このやんごとなき雅なお子様に向かって盗んだなど。」
14:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:36:01.25 ID:qqPC8ven0
真知子「!?」
古美門「(かかったな朝ドラ!!)」にやっ
真知子「で、デンボ・・・?」
おじゃる丸「そう、デンボじゃ。平安町からついてきた、おにぎりと女子をこよなく愛する口うるさい世話係での。」
「まあそのおかげで、まろはいつも(わがままを言う相手がいるから)安心して散歩ができるがの」
15:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:37:22.90 ID:qqPC8ven0
デンボ「・・・・・・」ブーン
古美門「(なんだこの虫邪魔だな・・・)」
おじゃる丸「これ、失敬な。デンボはそちの目の前におるではないか!」
古美門「よほど怖かったんでしょうおじゃる丸さん。しかしもう大丈夫です安心してください!」
「もう二度とこのようなことがないようきっっちりと決着をつけますからねぇえwwww」
16:名無し[saga]
2013/12/24(火) 16:39:58.79 ID:qqPC8ven0
あいうえお一覧表用意
古美門「あなたは元の持ち主エンマ大王に馬車馬のようこき使われました。」
「しかもそれに加えて給料はおろか適切な待遇さえもうけられず、」
「耐えかねておじゃる丸さんのもとに藁にもすがるような気持ちで飛び込んだ、」
「そうですね?」
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