過去ログ - ペリーヌ「Dazzling Dawn」
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16:もーん ◆/Pbzx9FKd2[saga]
2013/12/24(火) 18:55:49.50 ID:luaxMJHq0



目の前に立っているのは、学園の有名人。
この間の文化祭での演劇の主役で、元々高かった人気が急上昇。
その端正な顔立ちと抜群の運動神経とテスト毎に上位成績を収めるほどの学力、女生徒の心を鷲掴みとは頷ける。
私は会話こそしたことは無いが、そんな私でもコレだけ知っているということは、やはり学園一の人気者は伊達ではないのだろう。
彼女こそ学園一の憧れの的、剣道部主将であり高等部3年の坂本美緒先輩だ。

「何にする?」

「そうだな……いつもので頼む。あぁ、今日はミルクを一つ付けてくれ」

「はーい。あ、そうそう……その子、私たちと同じ学園の中等部だってさー。……じゃあちょっと待っててね」

それだけ言うとエーリカさんは、またカウンターへと戻っていった。
とても忙しそうだ。

「すまんな。約束までの時間潰しで来たつもりが、まさかこんなに混んでるとは思わなくて。いや、参ったなぁ、はっはっは」

「いいえ、気にしないでくださいまし」

初めて会話する。
私は他の皆と違ってこの人に興味は持たない。
そんなミーハーな神経の持ち主でもない。

まぁでも、この人と話していると恨みを持たれる、なんてうわさが立つくらいの人だ。






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