過去ログ - ペリーヌ「Dazzling Dawn」
1- 20
25:もーん ◆/Pbzx9FKd2[saga]
2013/12/24(火) 19:01:37.94 ID:luaxMJHq0



「ペリーヌ!!」

誰かが私を呼ぶ声が聞こえた。
誰だろう、こんな時間に私を呼ぶ人がいるなんて。

「こんなところにいたのか、ほら忘れ物だ。探したぞ? 急に店を出て……おぃ……どうした、ペリーヌ!」

振り返ると束ねた髪を揺らしながら駆けつけてくる坂本先輩の姿が目に映った。

「血が出ているじゃないか。立てるか? 家はどこだ?」

「……大丈夫ですわ。すぐそこ……ですから……」

もう、放っておいてほしいのに。

「いいや。もう21時だ、送っていこう」

「……結構ですわ」

「私は先輩だぞ? 言うことを聞いてほしいな」

柔らかく諭し、膝裏と肩の下に両腕を滑り込ませると、坂本先輩はそのままカラダを持ち上げる。
ふわりと重力に逆らう感覚が私を襲う。






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
35Res/23.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice