過去ログ - シャルラッハロート「・・・お兄ちゃん?」
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94: ◆1aLDLrIdDo
2013/12/31(火) 04:42:08.27 ID:UHMGDgBl0


流れるようなつややかな青い髪と、頭部に巻かれた黄色いリボンをチャームポイントにした・・・・・・否、それだけではなかった。


シャル「・・・・・・コス、プレ・・・?」

メイ「―――えっ?コス・・・ってああああーっ!!」

ディズィー「・・・あっ」


思わずシャルがそんなマニアックな単語を呟いたのも無理は無い。
ディズィーの背中から肩を覆うようにして展開されていたのは、鳥類を彷彿とさせる二対の翼と。
臀部からは隆々と垂れ下がった爬虫類を連想させる尻尾。
両方共に、通常の人間であればあり得ない部分である。


メイ「―――ちょっと、ディズィー!なんで!?いつものセーラー服と帽子はどうしたの!?」ヒソヒソ

ディズィー「ちょっとお料理を作る際に汚してしまって・・・今洗濯槽に・・・」ヒソヒソ

メイ「・・・・・・あー」


そういえばリープおばさんがそんな事言ってたような・・・


メイ「あ、あのね、シャル。これはね・・・」

ディズィー「・・・・・・」


ディズィーは確かに唯の人間ではない。
22世紀においてその危険性を確立された生体兵器"ギア"。
彼女はその中間的存在で、ギアと人間のハーフなのだ。
誕生からこれまでに、その事が原因で随分辛い目にもあってきたようだが、立派にジェリーフィッシュ快賊団の一員として・・・尤も、今現在は"さる事情で"団から暫く離れたりもしているが。
その事をどう説明すれば良いのか・・・考えあぐねるメイとディズィーだったが。


シャル「・・・カッコイイ・・・」

メイ「えっ・・・」

ディズィー「・・・・・・!」


キラキラする瞳は、その言葉が偽りではない証。
それから直ぐに、三人の少女達は他の団員達と同じように打ち解けていった。


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