過去ログ - 比企谷「家に帰ると真っ白な幽霊のような奴が」 QB「」
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120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/12/27(金) 11:21:26.39 ID:6LS4JUj00
QB(仮に、そう、仮にだ、例えばゾンビの風格をまとった人がいたとして)

QB(その人が明らかに普段とは違う嫌悪感を持った眼で、にらんできた場合)

QB(その威圧感と恐怖はうなぎ登りで上乗せされるだろう)


QB(やはり意外性というものは、人間に恐怖を植え付ける)memomemo

QB(だとしたら僕は今、恐怖を抱かなければいけないわけか。まあ感情がないものは、もうどうしようもないんですが)


比企谷「・・・」

???「・・・」

比企谷「・・・」

???「おかえり」


QB(もしかしてほおの傷の事が親に露見する事を、恐れているのか)

QB(だとすればさっきドアを乱雑に開けたのも、さっきから黙ってうつむきがちなのも理解できる)


QB(しかし母親とのあいさつがこんなに淡泊だなんて、よっぽど君の方が幽霊に適性がある気がするよ!)


QB「・・・?どうしたんだい?玄関で立ち止まってさ」

比企谷「・・・」サッ

QB「・・・どうしたんだい?運動靴なんか、手に持って」

比企谷「・・・」トン・トン・トン


QB「運動靴を自分の部屋に持ち込んで、一体君は何をするつもりなんだい!?」

比企谷「・・・」


QB(やはり、生きていればいつか理解不能なものに巡り会う)

QB(魔女化寸前の魔法少女の最期の言葉に、この僕が理解できたものがいくつあったか)

QB(僕はどれだけの数の激情の吐露を聞いてきたが)

QB(一体そのどれほどが僕に教訓として残ったか)

QB(もう少し昔から僕は日記をつけるべきじゃなかったか?)


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