過去ログ - 比企谷「家に帰ると真っ白な幽霊のような奴が」 QB「」
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2013/12/28(土) 01:09:56.95 ID:Sa7goJDZ0
小町「やっぱりお兄ちゃんは、バカだ・・・、バカだったよホントに・・・、最期まで」ポロ・・・ポロ・・・

QB(平塚先生もそういえば彼女を『バカ』と評していたね)

QB(その『バカ』にどんな思いが込められているのか・・・、多分僕には理解できないだろう)

QB(不器用って意味か、愚かって意味か、それとも彼の行動に周りが『バカ』と言わざるを得ない何かがあったのか)

QB(やはり、わからないものはわからない)あきらめ


小町「でもね・・・、お兄ちゃんはやっぱり私の事を大切にしてくれてたんだと思う・・・」


小町「だから、質問の答えは・・・、『保留』」

小町「・・・もうちょっとちゃんとこの『今』を生きてみようと思います」

小町「それでも何か叶えたい願いがあるなら、また契約しに・・・、来ますから」ニコッ



QB(まいったね。例として必要ないパートだったから『少女』っていう制限の話をすっかり省いてしまっていたよ)

QB(本来、『成長』されてしまっては魔法少女失格なのさ)

QB(ただワルプルギスの夜を沈めた彼女たちの成長・・・、それは)


QB「まあいい、少し、僕がこれまでに得てきた教訓を総括させていただいてもいいかな」

小町「・・・?」

QB「人間が出会う選択肢には、例え何を選択しても犠牲にしなくてはいけないものがあってね」

QB「今回君が犠牲にするのは、いったんは少しの時間だけだ、それでいいかい?」

QB(実際は彼女は『奇跡』にエスケープする機会を犠牲にする・・・、そしてその機会は永遠に二度と訪れない)


小町「・・・」コクッ


QB(しかしそうして泣き笑いしながらうなずく彼女の姿を見ると、幸せなんて本当内輪のものなんだと思えるね)



QB「そうかい、ならば君のその選択は」


QB「生死の境界をも凌駕し、」


QB「どこかに存在するはずの君の兄の魂に」


QB「・・・きっと伝わったことだろう」


QB(もし、霊魂が存在しているとするならば)


QB(これでご満足いただけたかな?比企谷八幡)



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