過去ログ - 杏子「メリークリスマス。今年はいい報告が出来そうだよ、親父」
1- 20
5: ◆FLVUV.9phY[saga]
2013/12/25(水) 17:34:41.48 ID:JiXopoRno





 マミもほむらも、随分と変わった。

 近頃のアタシはそんなことをよく思うのだ。
 何が、と言われるとほむらの奴は色々だ。マミはどこがどうとは言えないけど、確かに変わったと思う。

 というか、ほむらは初めてあったころと比べてイメージが変わり過ぎだろ。

 だって、あいつ最初メガネかけて三つ編みしてたもんなぁ。何をするにもおっかなビックリで、おどおどしてたのにな。
 それが今じゃ、なんでもそつなくこなす完璧美少女だもんな。

 なんていうか、『変われば変わるもんだよな』。

 でも、アタシの中で美少女といえばやっぱりマミなんだよな。
 なんつーか、隙のある美少女?ちょっとチョロイところも含めて、スゴイしっくり来る気がする。

 でも、なんだって最近のアタシはあいつらのことばっかり考えてるんだろーな。
 なんだかんだ、いっつも一緒にいるしそりゃそうなるのは当然っちゃ当然なのかもしんないけど、それにしてもちょいと度が過ぎてるとも思うんだよね。

 不意に見上げた空には煌々と欠けた月が浮いている。
 カラッと、晴れた夜の空は明るい星を少しばかりと堂々とした月が浮かぶだけだ。
 吐き出した息が白く凍る。

 そういや、そろそろモモたちの命日か。今年はいい報告が出来そうだよ、親父。

「ちょうどいいや、いるんだろ?」

 声をかければ案の定、キュゥべえが夜の中からぬっと姿を現した。

「全く、君はいつも意地が悪いよね」

 ったく、どの口が言うんだか。

「お前には敵わないよ」

 アタシは使い終わったグリーフシードをまとめてぶん投げてやった。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
30Res/22.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice