過去ログ - モバP「飛鳥にギャフンと言わせたい!」飛鳥「ぎゃふん」
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108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/30(月) 21:45:48.18 ID:3IRjiAlqo
P「誰かに構ってほしかったんじゃないか? 目を引く格好をするってことは」

飛鳥「…………いや、うん。当たらずとも遠からずと言うべきか……的を射てないわけでもないんだけれど」

P(今までに見たことないほどの複雑な顔をしているようだ。はからずもいい顔が拝めたぞ)

飛鳥「たしかにキミたち大人からすればボクのようなヤツをそう捉えるのが妥当なんだろうね。それぐらいわかってたよ」

P「ほう。でも飛鳥としてはそうではないと」

飛鳥「構ってほしい、ということが本質ではないのさ。エクステなんて付けたら目を引く格好であることは承知してるんだ」

P「好きでそうしてるってわけだな。たまたまそれが人目につきそうなものだったと」

飛鳥「そういうこともあるし、そうじゃないこともある。今はそこは置いておこう」

飛鳥「いわば試金石みたいなものだよ。ボクのこの格好を見て、あぁ目立ちたがり屋がいるなと思ってもそれはそれで構わない」

飛鳥「ボクへの評価を見た目だけで断じるような相手なら、ボクとしても距離を置きたくなるだろうから」

P(どことなく切実そうに語ってくれている。茶化していい雰囲気でもないな)

飛鳥「……なぁ、P。キミがボクに初めて声を掛けた時、スカウトしようとした時だね、この格好をしていたからこそ目に留まった部分があるはずだ」

P「ああ。どうしたってまずは外見からでしか判断できないからな」

飛鳥「うん、それには同意するよ。そしてボクはキミに見出され、こうしてアイドル活動を始めたわけだけど」

飛鳥「もしボクがそのささやかな抵抗をやめて、どこにでもいる善良そうな14歳女子の1人として振る舞うようになったとする」

飛鳥「その時キミは、それでもまだボクの内にあるかもしれないアイドル性を見出そうとしてくれているんだろうか、と。そういったことを試しているのさ」

P「んー、なんだかわかったようなわからないような……」

飛鳥「つまりキミがボクのどこを見ていて、どこまで見ようとしてくれているか。ボクはそれを知りたい。簡単だろう?」

P「そこだけ聞くと誰もが悩んだことあるような話ではあるな。しかしえらく遠回りしたぞ。いろいろ考えてるっぽいし、お前まだ中学二年生だろ?」

飛鳥「むしろ中二だからこそ、じゃないかな。主張の仕方は違っても似たようなことを考えながら日々過ごしてる。ボクはそう思うよ」

P(うちにいる飛鳥と同い年って結構いたよな。あいつらがなあ)


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