過去ログ - 【咲安価】莉子「私と十五の『勝負』」【ほのぼのスレ】
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119: ◆tetWnihkA6[saga]
2013/12/28(土) 21:28:41.88 ID:E1ffFFOo0


ちから:2
すばやさ:2
かしこさ:1
うんのよさ:2
きようさ:3 


莉子「えっと、こんな感じだけど」

初瀬「……マズい……」

莉子「えっ……(初対面の人にマズイとか言われた……)」

初瀬「私の方はこんな感じなんだけど……」


ちから:2
すばやさ:3
かしこさ:7
うんのよさ:3
きようさ:4 


莉子「な、中々凄いね……とくに『かしこさ』……」

初瀬「一応偏差値70だからね……でも、それでもテストで穏乃さんには勝てなかったんだ」

莉子「穏乃さんが偏差値70に……(ということは高鴨さんって、灘高校クラスなのかな……)」


そう思う莉子の脳内で、たまに見かける二宮金次郎みたいに馬鹿太い本を読みながら通学する男子高校生の群れと穏乃の姿が重なった。


莉子「(いやいや、イメージ全然合わないし!)」


……嘘である。全然重ならなかった。


莉子「で、でもということは阿知賀女子って頭いいんだ。知らなかった……」

初瀬「……普通よ。偏差値50ぐらいだし、それにあの子は話では運動の方が出来るってタイプらしいし……」

莉子「……そ、そんな……」


莉子は何だか嫌な予感を感じ、今まで全く考えてもいなかった未来に思いを馳せた。

未来の名は敗北。十数日後に腕相撲であれ徒競争であれテストであれコイントスであれ縫い物(笑)であれ、もしそういった『勝負』を挑んで敗北したら?

それはつまり――麻雀を含めた全てにおいて、莉子が穏乃に勝てないということになるのではないか?





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