過去ログ - 【咲安価】莉子「私と十五の『勝負』」【ほのぼのスレ】
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87: ◆tetWnihkA6[saga]
2013/12/27(金) 21:49:08.84 ID:wXT+Y/y/0


――『Kの一族』と呼ばれる存在が、この世界にはいる。

人を救うために活躍し続けるその一族は、誰もが皆医学の世界に関わる。

優秀なる医学の力を持った、しかし忌まわしき血筋。その血は脈々と受け継がれているという……。

……あ、因みに月刊イブニングでK2が連載されています。イブニングの中では割と面白いですよ。


莉子「……ということなんです! だから私はもう、鼻血の処理とか余裕ですよ!!」ジャーン!

澄子「う、嘘つけ……」ドボドボ

友香「嘘でー」

美幸「嘘だよね……」

梢「適当なことは言わないほうがよろしいと思いますが……」


莉子「(デスヨネー)」


渾身の即興演技があっさりバレてしまった莉子だったが、しかし優しい読者の皆様は彼女の狙いを察してくれたことであろう。

そう、彼女は実の先輩っていうか部長の鼻血をがっつり利用して憩に『勝負』を挑むつもりなのだ。

後輩に『勝負』のダシにされてしまう澄子先輩の可哀想さは、ただの哀れみを通り越してなんかもう凄まじいものとなっている気がしないでもない。


莉子「……と、とにかく澄子先輩! 私に任せてください! そして荒川先輩!」

憩「はーい」ピース

莉子「私と先輩、どっちが澄子先輩の鼻血を先に治せるか『勝負』しましょう」

憩「え、ええー……流石にそれはどうかと思いますーぅ。人の体を玩具にして遊ぶのは……」

澄子「そ、そうだよ! 莉子ちゃんったら私の体を何だと……」

莉子「いいえ、『遊ぶ』のではありませんッ! これはれっきとした『勝負』ですッ!」キリッ

澄子「!?」

憩「じゃあ大丈夫なんかなー?」

澄子「!!!???」


澄子の人権をボッロボロにしながら、莉子は憩に勝負を挑んだ。

……澄子ちゃん、可哀想に。





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