過去ログ - 真「今日のボクは昨日のボクとはちがう」
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2013/12/25(水) 21:21:43.75 ID:YpcCwbqA0
ボクがプロデューサーと初めて会ったのはプロデューサーが自己紹介も兼ねてアイドル達に挨拶をして回ってた時。
ボクは公園で男の子達と混ざってサッカーをしていたんだよね。
最初は男の子と見間違られたんだっけ、ひどいよホント・・
でもアイドルとして伸び悩んでいたボク達にとっては本当に救世主みたいな存在だったんだ。
毎日遅くまで働いて、でも疲れた素振りなんて見せずにボク達を引っ張ってくれるプロデューサー。
いつしかボクはそんなプロデューサーに惹かれていたんだ。
でもボク、そういう経験なんて今までしたことなかったからどうしたらいいか分からなくて・・
少女マンガとかはよく読んでたんだけど実際の恋となるとちょっと・・・・ね。
雪歩達にも背中を押されて少しづづアプローチしてみたりしちゃったりして・・
そのかいもあってかな、ボクはプロデューサーと付き合うことができたんだ。
そして告白した夜、ボク達は事務所で一晩を明かした・・・
ボクがお願いしたんだ。今晩は一緒にソファーで過ごしませんかって。
最近は仕事も忙しいし、きっと二人で過ごす時間なんてとれないと思ったから・・
せめて今日だけは・・って。
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2013/12/25(水) 21:22:34.16 ID:YpcCwbqA0
真「プロデューサー、まだ起きてますか」
P「あぁ。誰かさんがずっと抱きしめてるせいで寝れそうにない」
真「へへっわざとですよ」
以下略
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2013/12/25(水) 21:23:35.15 ID:YpcCwbqA0
真「もうっ!・・・・でも僕、今でも信じられないんです。プロデューサーと付き合っているなんて」
P「俺もまさか真と付き合うことになるとは思わなかったよ」
「最初は戸惑ったけどやっぱり自分の気持ちにウソはつけなかったってことかな」
以下略
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2013/12/25(水) 21:24:18.56 ID:YpcCwbqA0
P「・・・・・・・真、ひとつ言っていいか?」ピタッ
真「ん、なんですか?」
P「知ってのとおり俺は765プロみんなのプロデューサーだ。真一人をその・・・なんだ」
以下略
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2013/12/25(水) 21:24:59.36 ID:YpcCwbqA0
その後もプロデューサーとの関係は続いていたんだけど・・
プロデューサーの言った通り二人っきりになる時間なんてほとんどなかった。
それに特別扱いも一切なし、プロデューサーはいつでもボクとプロデューサーとアイドルという立場で接してきた。
以下略
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2013/12/25(水) 21:26:02.11 ID:YpcCwbqA0
でもね、来週はプロデューサー付き合ってからの初めてのクリスマスイブ!ボクはちょっと期待しながらプロデューサーに聞いてみる。
真「プロデューサー!ついに来週ですね!」
P「来週?・・・あぁ!12月24日の件か!」
以下略
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2013/12/25(水) 21:28:42.64 ID:YpcCwbqA0
P「ん、どうした?そんなに嬉しいのか」
真「え、えぇそれはもう!」
P「そうか、やっぱり可愛いな真は」
以下略
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2013/12/25(水) 21:29:43.10 ID:YpcCwbqA0
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雪歩「ほんとうなの!真ちゃん!」
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2013/12/25(水) 21:30:14.92 ID:YpcCwbqA0
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そして12月24日・・・
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2013/12/25(水) 21:30:53.01 ID:YpcCwbqA0
真「おっはようございまーす!」
いつもどうりの挨拶をして事務所に入る。
そこにはいつもと変わらない服装のプロデューサーがいた。
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2013/12/25(水) 21:35:43.46 ID:YpcCwbqA0
真「・・・・。プロデューサー・・今日は何の日ですか・・」
P「き、今日か・・?今日は雪歩の誕生日だよな・・。あれ、もしかして間違ってたか」
違う、そうじゃない・・・・!
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2013/12/25(水) 21:40:47.28 ID:YpcCwbqA0
真「プロデューサー・・クリスマスってね。恋人同士にとってとても大事な日・・・なんですよ?」
P「・・そ、そうなのか」
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2013/12/25(水) 21:43:06.01 ID:YpcCwbqA0
黙って事務所から飛び出した
あんなことを言ってしまったんだ、これ以上プロデューサーと向かい合ってるのが苦しくて・・苦しくて耐えられなかった。
あの人は止めもしなかったし、僕も振り向かなかった。
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2013/12/25(水) 21:46:47.61 ID:YpcCwbqA0
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2013/12/25(水) 21:48:52.83 ID:YpcCwbqA0
伊織「恋人っていうのはね。特別扱いされるのが当たり前なのよ・・。あんたにとってのアイドルは私達全員でしょうけど・・」
「あんたにとっての恋人は真だけなのよ・・?」
雪歩「プロデューサー・・これ見てください」
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2013/12/25(水) 21:53:11.56 ID:YpcCwbqA0
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2013/12/25(水) 21:56:53.49 ID:YpcCwbqA0
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どれぐらい時間がたったんだろう・・・
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2013/12/25(水) 21:59:17.79 ID:YpcCwbqA0
真「プ、プロデューサー!・・・なんでここに?」
P「え、あ、あぁ、なんとなくここに真がいるんじゃないかなって」
つまりボクを探しに来てくれたってことか・・・。正直すごく嬉しい・・
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2013/12/25(水) 22:02:14.33 ID:YpcCwbqA0
P「うん・・いや、実はさっき思い出したんだ・・ごめん・・・あっ」
真「あ〜今謝りましたね〜」
P「い、今のは・・うん、ごめん・・・あっ」
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2013/12/25(水) 22:03:09.14 ID:YpcCwbqA0
−なぁ真?
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2013/12/25(水) 22:07:46.61 ID:YpcCwbqA0
そして幾年が過ぎ・・・・・・・・・・
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