過去ログ - 【18禁】モバP「シークレット・クリスマス」
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5: ◆/3bbR8krAE[saga]
2013/12/25(水) 21:59:50.88 ID:93bQ7nUH0
ソファに腰掛けた俺は、シャンパンを味わっていた――美優さんの、口に含んだシャンパンを。
「ん…ふぅ…」
俺達の口内を芳醇な発泡酒が、耳を美優さんの喘ぎ声が満たしていた。
シャンパンを存分に堪能した俺は、最後に美優さんの唇全体を口に含んでしゃぶってから、ちゅぱ、と音を立てて離した。ながい口付けから開放された美優さんは、口内に残ったシャンパンをこくりと飲み込んでから、熱い吐息を零す。
「…はぁ…ふふ、シャンパンのお味は…如何でした…?」
微笑んだ美優さんの唇が俺の唾液でぬらぬらと光っているのを見て、またそこにむしゃぶりつきたい欲求に駆られるが――
「ねー、Pさん。あたしにもちょうだい!」
美世にネクタイを引っ張られて、顔をそちらに寄せた。
俺がソファの真ん中に座り、左手で美優さんの肩を、右手で美世の腰を抱くという、なんとも贅沢な格好をしている。
「クルマ乗るからアルコールは要らないって言ったのは美世だろ?」
「そうだけどー…飲めないなら、香りだけでもたんのーさせてよ!」
すねた口調に思わず苦笑する。成人したばかりの美世はさほど酒が好きなタイプでもないし、シャンパンの良し悪しを語れるほど詳しくも無い。ただ、俺と美優さんがキスしてるのを見て寂しくなったのだろう。
「ん…」
要望どおり、味わわせてやることにする。シャンパンより濃厚な口付けを。


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