12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 20:50:35.12 ID:UHZTgUVzo
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「……ねぇ、プロデューサー。聞いていい?」
「なに?」
「どうだった、幸子」
「……どうもこうもないよ」
長い間をあけて答えられたその一言に、私は同情せざるを得ない。横目で見たプロデューサーの目は、虚空を見ていた。
「可哀想だね、幸子」
「やけに今日はしゃべるね。ぐうたら杏じゃなかったっけ?」
プロデューサーの声色に、少し怒気が混じる。いつも駄々をこねる杏を叱るときのような声じゃなくて、少し怖かった。
「そういう日もあるの。それに、オフだしね」
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