15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 20:52:09.96 ID:UHZTgUVzo
「……なんでさ」
「周りの目ばっかり気にしてる。プロデューサーの身長と同じだよ。等身大の自分を見ていないんじゃない?」
「どういうことだよ」
「その身の丈にあった精神年齢なんだよ。杏にはそうにしか見えないね」
そう言うと、プロデューサーは今まで見せたことのないような顔をして、起き上がる。だから、言ってやった。
「プロデューサー自身の気持ちを理由にしないと、幸子が可哀想だよ」
「そんなの――」
プロデューサーが目を伏せる。彼は今何に苛まれているのだろうか。私にはそれがわからなかった。
「そんなの?」
「――そんなの、難しいよ」
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