17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/26(木) 20:53:46.03 ID:UHZTgUVzo
「でも、クールのお姉様方見てればわかるでしょ?」
と、思っていたけども、プロデューサーの悲壮な一言で現実がわかってしまう。彼は何をしたってマスコットなんだ。ただ小さいという特徴だけを見られる。
だから、彼のことを等身大で見れるのが、幸子や――いや、よそう。
「あー、うん。そっか、ごめんごめん」
「謝らないでよ……」
「まぁまぁ、それでね、単にプロデューサーは経験が足りてないだけだと思うね」
プロデューサーの意気地なしも、優柔不断も、それを隠そうとする虚勢も、どれも経験不足。ロックにおける李衣菜みたいなものだね、なつきちにも呆れられるよ。
「杏が言えるのそれ」
「……うるさいなぁ!」
セクハラで訴えてやろうか。本当にもう、うるさいなぁ。
「まぁそんなんだから気持ちの整理がつかないだけでしょ。もう杏は飴でも食べて寝るよ」
だから、最後にそう伝えて、飴の山に這っていった。
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