25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/27(金) 23:12:18.51 ID:tbU5Gi1V0
痛がる響子の手を必要以上に強く握った。
執拗に消毒液の染みた綿を傷口に押し当てた。
到底怪我人を労わるとは言えない程の力を込めて、傷口に治療をしていた。
………そのたびに、可愛い顔が歪んで大粒の涙を零す。
それを、内心ほくそ笑んでいた。
おかしいとは思うさ。
大事な響子が苦しむ姿を見て興奮してるなんて。
わかってはいる。
でも、そもそも、その兆候は出会った時からあったじゃないか。
ただ俺が、俺自身に向き合っただけだ。
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