2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/28(土) 16:02:31.38 ID:9vfZh9KPo
穂乃果が突然スクールアイドルをやると言いはじめて、最初のライブなんて観客なんてほとんどいなかったのに。
気がつけばメンバーも9人揃って、応援してくださる人もかなり増えたと思います。
アイドルとはまさに正反対で無縁だった私が、いまやスクールアイドルで、さらにその作詞を受け持っているなんて、つくづく不思議な巡り合わせです。
「作詞かぁ……。私にはできそうにもないなぁ」
「そんなことはありませんよ。意外とやってみればできるものです」
「いやいや、海未ちゃんの詞って結構人気あるんだよー?私も聴いててきゅんってなっちゃうような!」
そんな調子で言われるとなんとなく恥ずかしくなってきます。
普段作詞をしている間は気分が乗っているのであまり気にしませんが、後々聴いてみると確かに、『こんな言葉が私から出てくるとは……』と我ながらに思うことはあります。
「二人ともー!遅れてごめんねぇぇぇ!」
角から小走りでことりがやってきました。
ことりが待ち合わせで遅れるなんて、珍しいこともありますね。いつもは穂乃果なのですが。
「おはようございます、ことり」
「おはよう!ことりちゃん!」
「はぁっ……はぁっ、ちょっといろいろと準備することがあって遅れちゃったぁ……」
「大丈夫ですか?」
膝に手をついて、肩で息をしていることりをさすります。
「な、なんとか……」
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