5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/28(土) 16:04:19.12 ID:9vfZh9KPo
水分を補給し終えて、ふと見ると、ことりが練習着姿から制服へと着替えていました。
「ことり、もう今日は帰ってしまうのですか?」
「え!?あ、えっと〜……ごめんね?私、次の衣装のデザインが固まったから早いうちに原型をつくっておきたくて」
ことりも、穂乃果と少し似ていて、やりたいことができるとそっちの方にとにかく気が向いてしまうタイプのように思います。
今は喫緊にライブがあるわけではありませんし、無理に引き止める理由もないです。
「大変ですね。ことりも。じゃあ、頑張ってくださいね」
「う、うん!」
着替え終わると、鞄を提げてみんなに挨拶してからことりは帰っていきました。
晩秋のこの季節、大分太陽も傾いてきて、日が暮れるのが早くなったのを感じます。
夏はうだるほど暑かったのに、今では少し肌寒いと思うような風が汗をかいた後の身にしみます。
「あ!!」
目をまんまるくさせて、大切なことを思い出したと表情で言わんばかりに穂乃果が声をあげました。
「そういえば私もおつかい頼まれてたんだったぁー!」
とのことで、練習を今日は早めに切り上げることにし、最後に通し練習をして今日は解散となりました。
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