過去ログ - まどか「夢の中で仁美ちゃんに会ったような」仁美「私ですか?」
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76: ◆.cSmHpEj/3LD[sage saga]
2014/01/04(土) 19:04:44.88 ID:s0AliYOAO

上條「この腕の怪我はね……志筑さんを助けた時に負った傷なんだ」

仁美「あ……やめ……」

まどか「仁美ちゃんを……」

さやか「助けたってどういうこと?」

上條「その日繁華街を歩いてたら、様子のおかしい男たちに囲まれてる志筑さんを見掛けてね。僕は助けようと思って……後先考えずに間に入ったんだ」

さやか「ちょ!?恭介!あんた喧嘩なんてちっとも出来ないくせに……」

上條「自分でもあの時はどうかしてたと思うよ。でもあの時は必死で無我夢中で……ただクラスメイトを助けなくちゃって気持ちで頭が一杯だったんだ」

さやか「そ、それからどうなったのよ!」

上條「相手の男がいきなりナイフを取り出して、僕と揉み合いになった。その最中、僕の腕にナイフが刺さったんだ」

まどか「ひぃっ!?」

さやか「なんてこと……」

仁美「私のせいなんです……私のせいで……ごめんなさい……ごめんなさい……私がドジなせいで上條の腕が……」

上條「志筑さんが随分気に病んでいて、何度も何度も僕に謝ってくれた。そしてさやかと鹿目さんにはこの事を言わないでくれって」

さやか「どうしてそんなこと……」

仁美「それは……ごめんなさい……ごめんなさい……」

なぎさ「仁美は怖かったのです。二人の親友でいられる資格を失ったことが……でも、それでも親友でいたかったのです」

まどか「親友の……資格?」

なぎさ「さやかもまどかも、他人を幸せにできる人間なのです。でも……」

仁美「私は……よりにもよって大切な人を……さやかさんの一番大切な人の一生を奪って……あまつさえそれを隠して……」

なぎさ「仁美は自分のことを、他人を不幸にしかできない人間だと思っているのです」




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