過去ログ - まどか「夢の中で仁美ちゃんに会ったような」仁美「私ですか?」
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◆.cSmHpEj/3LD
[sage saga]
2014/01/16(木) 23:36:46.40 ID:KDaExq/AO
杏子「どうせもらえるならグリーフシードがいいよな。あれならいくらあっても困ることはないんだからさ」
仁美「そうですわね。手持ちの魔力は多いに越したことはありませんもの……ねえ杏子さん、今度はいつ『魔女狩り』に行きましょうか?」
杏子「この間は邪魔が入っちまったからな。あれがなきゃもう5〜6個は増やせたろうに」
仁美「そんなに魔女を増やしたりしたら逆にやられてしまいますわ」
杏子「大丈夫だって。あたしたち二人は今まで上手くやってきた。これからだって上手く行くよ」
仁美「だったらいいのですけれど…………そうも言ってられないようですわ」
杏子「どうした?」
仁美「誰かが、この植物園に侵入して来ました。おそらく……」
ほむら「魔法少女かい?何人だ?」
仁美「……単独のようです」
杏子「いい度胸じゃないか。あたし一人で十分だよ。半人前はいつも通り隠れてな」
ほむら「あら。ずいぶん威勢がいいじゃない佐倉杏子」
杏子「……え?」
仁美「杏子さん!後ろ!」
杏子「うわっ!な……なんだこいつ!?いつの間にあたしの背後に!?」
ほむら「杏子……あなたには正直がっかりだわ。私、あなたは誰ともつるまないタイプの子だと思ってたのに……」
杏子「なんだ?何を言ってやがる?あんたはいったい何なんだ!?」
ほむら「まさかこんな子とずっと一緒に居たなんて……いったいどういうつもりかしらね……フフッ」
仁美「杏子さん。下がって。この方、様子がおかしいですわ」
杏子「わかってるよそんなこと……見りゃ分かるっつーの!」
ほむら「志筑さん。まさかあなたが本当に魔法少女だったなんて……今まで少しも気がつかなかったわ。いったいどういうカラクリかしらね」
仁美「あなた……『私』をご存知なの?」
ほむら「ええ。よくよく知っていますとも。あなたは忘れたのかしら。昨日、あれだけ痛めつけてあげたというのに」
仁美「……今、何とおっしゃいました?」
杏子「おい仁美!うかつに近付くんじゃ……」
仁美「今……何とおっしゃいました?」
ほむら「あら。やる気?私は構わないけれど……」
仁美「『私』を傷つけ……ましたのね?」
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