54:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/07(火) 01:32:33.50 ID:a9eycMi70
「何度も言ってるけど、僕には記憶が無いんだ。もし聞いていたとしても、憶えてない」
これで良い。
これ以外に、何も言えない。アルバロから応答は無い、何か思案しているようだ。
彼の判断で、何かが決まる。
それが、僕の生死に関わる事だというのが、何となく分かる。
幸い、拘束されてない。
今、僕が殴り掛かれば戦いが始まるだろう。勝ち負けは兎も角、それはそれで楽しそうだ。
寧ろ、それを望んでる。彼の下す判断が、僕にとって悪い方に転ぶ事を。
まだ大男との戦いの熱が冷めてない。自然と、拳に力が入った。
「それが、お前の聞いた声か」
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