9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/29(日) 22:37:09.25 ID:YhnWZ6vZ0
「少し、休もう」
つまり、戻った所で何も分かりはしない。知っている場所は此処だけ、だから此処に来たに過ぎない。
それに、あんな鬱々とした人達と一緒に居たら、此方まで滅入ってしまう。
出来れば一人になりたかったし、正直、すぐにでも休みたい。
「見た目通り、軟弱な体だ。弱者は弱者らしく、か……」
もし強者に会ったら、何て考えながら、二階部分にある部屋の中で一番穴の少ない部屋へ向う。
周囲に散乱している本に千切れた布を被せ、それを枕代わりに床に寝転がる。
幸い、衣服は厚手の物だから、それ程寒くはない。
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