過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/03/10(月) 00:47:22.53 ID:Rd5BRNQM0
そんな彼女から学んだ事柄の中で、特に心に残っていること。
それは『誰にも必要とされないメイドに存在する意味は無い』ということだ。
『メイド』は自分自身を商品として他者に売り込む職業である。
商品である以上、必要ないもの、価値の無いものには誰も寄り付かない。
では『メイドの価値』を決めるのは何か。それは『技術』であり、『信用』であり、『誠実さ』である。
どれか一つでも欠けてはいけない。『腕の悪いメイド』や『不信感が拭えないメイド』、『主に反抗的なメイド』に価値は無い。
三つの要素を十分に満たすことができて初めて、その人は『優秀なメイドである』と判断されるのだ。
その教訓から生まれた『誰かに必要とされる存在であり続けたい』という願い。これが今の自分の行動原理となっている。
そして現在、自分が師事したメイドは既に学校を卒業し、この学園都市を去っている。
どうやら海外の大きな屋敷に務めることになったそうだ。今でも元気にしているだろうか。
いや、その心配は無用だろう。あれほどの人がメイドの資本である『身体』の管理を怠るとは思えない。
きっと風邪一つひくことなく、主の傍に仕えているのだろう。
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