過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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◆A0cfz0tVgA
[sage saga]
2014/09/15(月) 00:21:05.90 ID:VB/a9hny0
咲夜の右手が美琴の目の前にかざされる。左手には白銀の懐中時計が握られていた。
――――そういえば、彼女は何故いきなり戦闘中に懐中時計を手に持つようになったのか。
『何かを手に持つ』ということは『手が塞がる』ということである。
それが武器ならまだしも、懐中時計など戦いに於いては不利となる要素にしかならない。
にも拘らず、彼女が懐中時計を手に持つ理由。そこには何か重要なことが隠されているではないか?
美琴(今更そんなことを考えても仕方ないわね……)
しかし今その答えを得た所で、この危機を乗り越えられるわけではない。
体を固定されて身動き一つ取ることすらできず、しかも未だに電撃を放てるほど体が回復していない現状では、
咲夜の弱点に気付いたとしてもそれを突くことすらできないのだ。
もはや自分にできることは何も無く、目の前の女の手にかかる他ない。
全てが手遅れであり、万事休すである。
美琴(ごめん、みんな。 私――――)
美琴が自身の敗北を受け入れようとした、その時――――
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